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とろみ剤を選ぶポイント

とろみ剤には、第1世代から第3世代まであることをご存知でしょうか。

とろみ剤の世代ってなに?

とろみ剤の世代とは

とろみ剤の第1世代は、でん粉のみで作られています。

もったりとしたとろみが出るのが特徴ですが、たくさんの量を使わないととろみが出ない、味に影響が出るなど、使いにくいところがたくさんあります。第2世代、第3世代の登場で、現在ではほとんど売っていません。

第2世代は、カタログでも紹介した「トロミアップ」などの、でんぷん+増粘多糖類のタイプです。

少量でとろみが出るように改良されていますが唾液の影響を受けやすかったり、とろみが白く濁ってしまう欠点は残っています。

とろみ=でんぷん、という発想から始まった第1、第2世代のとろみ剤だったのですが、加熱しなければとろみがでないのが大きな欠点でした。

また、でんぷんは唾液でとろみがなくなってしまうため、口に入れたスプーンですくっているうちにとろみがなくなってしまう、硬さを出そうとするとでんぷん特有の粉っぽさが出て食事の味が悪くなるといった欠点が解消できませんでした。

介護食を簡単に、味が良くした第3世代の登場

第3世代のとろみ剤「とろみファイン」第3世代は、増粘多糖類とデキストリンを併用したタイプです。デキストリンは、でんぷんから作られているものですが、化学的または酵素によって小さく分解され再結合されます。唾液の影響を受けにくく、とろみが持続するのが大きな特徴です。

さらに、第3世代は白く濁りにくく、味への影響がないので、素材の味や色が味わえます。のどごしも良く、とろみのつくまでの時間が短くてとろみが安定しているなどこれまでの弱点をカバーしており、今後のとろみ剤はこのタイプがどんどん増えていきそうです。