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どうやって使うの?

介護食の基本でもある「とろみ」の必要せいや、とろみ剤の使い方について紹介します。

嚥下にとろみが必要な理由

サラサラとした水分には気をつけてとろみ剤とは、名前の通り、水分にとろみをつけるためのものです。実は、嚥下障害を持つ人にとって、一番飲み込みにくいものが「サラサラした水分」だといわれています。

健康な人間は意識したことがないのでわかりにくいのですが、さらさらした水分は口の中に広がりやすく、力を入れないとのどの奥の方に入っていかないのです。扁桃腺などでのどが腫れて飲み込むのに痛みが強いときのことを思えば、飲み込みにくさがわかるでしょうか。

そのため、普通にのむ水やジュース、味噌汁にもとろみが必要です。特にジュースや味噌汁など、「水+何か」が入っているものは、嚥下障害がある場合はむせやすく、とろみをつけてまとめる必要があります。

とろみ剤の基本的な使い方

介護で必須のとろみ剤とろみ剤は、基本的には温かい水分に加えて混ぜることでとろみをつけることができます。

入れたままにするとダマができるので、汁の中で沈みきる前にすばやく混ぜるのが上手にとろみをつけるポイントです。製品の中には冷たいものに溶けるように加工したものもあり、ジュースや牛乳を飲むときに便利です。

とろみは、嚥下障害の状態によっても硬さを変える必要があるので、状態によって加える量を調整して使います。例えば、つるりんこQuicklyなら、100ccあたり1.5gでポタージュ状、2.0〜2.5gでヨーグルト状、3.0gでマヨネーズ状になります。

加える水分の温度によっても硬さが変わるので、必ずパッケージをみながら調整しましょう。